TS2000-HPハイパワー・ソリューション
TS2000-HPハイパワー・オート・プローブシステムはShielDEnvironment™チャンバを搭載することにより、低ノイズ、シールド環境下での測定を可能にし、ハイパワー・デバイスをオンウエハで、かつ広い温度範囲で、3kV (トライアキシャル)、10kV (同軸)、600A(パルス)までの幅広い測定を可能にします。
MPI先端テクノロジー、VCE™、mDrive™およびPHC™機能をオプション(または後付け)で追加可能です。
ウエハ状態で半導体デバイスの特性評価
Video Copyright© Compound Semiconductor Applications (CSA) Catapult
特長と利点
高電圧、高電流および超高電力プローブ
MPIのハイパワープロービング・ソリューションは、接触抵抗を減らすためにMPIが独自に開発したマルチコンタクトチップを使用した専用の高電流プローブ、3 kVのトライアキシャルまたは5 kVおよび10 kVの同軸セットアップでの高電圧試験時に低洩れ電流の測定が可能な高電圧プローブ、最大600 Aの電流測定にも対応しています。
さらに、MPIの高電力プローブカードは、10 kVまでのアーク放電を抑制し、最高150℃の温度での測定を可能にします。
MPI TS2000-HPは、温度チャック、STM(Safety Test Management'”) 機能、シングルウエハ・ローダ、防振機構、制御系統の集約など TS2000-SEの持つ優れた特徴を兼ね備えております
違いはソフトウェアから
制御用ソフトウェアSENTIO®
MPIのエンジニアリング用オート・プローブシステムはユニークで革新的な、マルチタッチ・オペレーション型ソフトウェアSENTIO® にて制御します。簡単で直観感的な操作により、トレーニング時間を大幅に削減し、スロクール、ズーム、ムーブコマンドはスマートフォンの操作と似ているため誰でもすぐに操作できるようになります。現在使用中のアプリケーションから他のアプリケーションヘの移動は指をスイープするだけで可能になります。
RF測定用では別のソフトウェアを起動することなく、MPIのRF校正用ソフトウェアQAlibria®と完全に統合されており、操作性もSENTIO®と同じコンセプトを採用しております。