TS2000-SE オート・プローブシステム- 未来はここからスタート
特長と利点
ShielDEnvironment™
MPI ShielDEnvironment™ は、プローブシステム自身に設置された高性能な環境チャンバで、超低ノイズ、低キャパシタンス測定に必要なEMIシールド,遮光環境を実現します。
ShielDCap™
MPI ShielDEnvironment™ ではRFを4ポートまたはDC/ケルビンポートを8 ポートまでプラテンに搭載可能です。
MPI ShielDCap™は必要な構成に簡単に変更可能です。小さなものの積み重ねが日々の作業効率向上に貢献します。
自動化されたシングルウエハ・ローダ
本機能は測定を自動化する際のプリアライメント付ウエハローダです。100、150または200 mmウエハのロード、アンロードができ、操作は簡単で直感的です。ロールアウト構造のものと違い、RF測定の際の校正基板の設定や、プローブカードのクリーニングといった自動化を簡単にします。
STM™(Safety Test Management)システム
独自のSTMシステムにより測定中は全てのドアが開かないようになっていますので、安全に測定できます。特に低温測定中はドアをいっさい開くことはできません。露点コントロール機能により低温での測定が定安に実施できます。STMにより自動でCDAあるいは窒素の流量を監視し、流量不足や流れが止まるなどの問題が起こった場合、STMは自動的にチャックをセーフモードに切替え、なるべく早くチャック温度を露点温度より高く設定します。TS2000-SEオート・プローブシステムではSTMにより測定環境が守られ、安全でより信頼性の高い測定が可能になります。
高/低温時のウエハ交換が可能に
安全設計されたシングルウエハ・ローダにより、どの温度設定においてもウエハをロ一ド、アンロードすることが可能です。いちいち常温まで温度を上げたり下げたりする必要がなくなりました。これにより測定ダウンタイムを大幅に省くことが可能です。必要な設定は管理者権限のログインにより保護されます
ERS社AC3 冷却技術を採用
温度チャックはERSが特許を持つERS社AC3冷却技術を採用しており、ShielDEnvironment™ の空気をパージする際、使用済みドライエアを利用することにより他社のプローブシステムと比較して、ドライエアの消費量を30~ 50%も削減することが可能となりました。
温度および防振制御
チャックの温度制御はプローブシステム前面に搭載されているタッチスクリーンにより制御でき、より早く測定への対応が可能です。またTS2000-SEは高性能防振プラットフォームが搭載されており、さまざまな測定環境に対応できます。別購入する防振台に比べて設置スペースを小さくすることができます。測定器用トレイ(オプション)の設置により、ケーブル長を短くし、測定をより確実なのもにします。
ハードウェア・コントロールパネル
ハードウェア·コントロールパネルにはMPI社のもつ多年のプロービング経験、お客様よりのフーィドバックにより改良が重らねれ、より早く、より安全に、より簡単にプローブシステムを制御できるようコントロール系統が集約されております。キーボードとマウスは必要に応じてソフトウェアの操作に使用し、Windows
計測器とのインテグレーション
測定器用トレイ(オプション)を設置することにより、ケーブル長を短くし、測定ダイナミック・レンジおよび測定方向性を高く保てる構成が可能です。
制御用ソフトウェアSENTIO®
M PIのエンジニアリング用オート・プローブシステムはユニークで革新的な、マルチタッチ・オペレーション型ソフトウェアSENTIO
RF測定用では別のソフトウェアを起動することなく、MPIのRF校正用ソフトウェアQAlibria