TITAN™ マルチコンタクト・プローブ

TITAN™ マルチコンタクト・プローブはMPIのTITAN™ RFプロービング技術をさらに発展させたRF ICの特性評価用プローブです。最大15コンタクト・ピンまでのプロービングが可能で、周波数帯域は6 GHzあり、ピッチ幅は50~300 umとなります。テストの必要度に応じでピン構成が可能です。

オンラインのデザイン・キャプチャを使用するICのパッド・レイアウトに合わせて、RF信号(S)、ロジック(L)および電源(P)のピン配置を選択できます。

Online Design Capture Form

PDFMPI TITAN™ Multi-Contact Probe Data Sheet

特長と利点

モジュール性と短納期

 

マルチコンタクト・プローブはモジュール性設計により構成が可能です。標準の部品を使い、MPIのMEMS技術に基づくプローブ・チップ作成により、製造時間を短くできます。ICの評価までに約1週間いただければマルチコンタクト・プローブをお届けできます。

最先端のデザイン: 50umピッチ、100万回コンタクト寿命、コンパクト

 

TITAN™ マルチコンタクト・プローブは構成可能なプローブの中では物理的には1番短いプローブです。シールド環境下で 広い温度範囲でICの評価が可能です。大きさは標準のTITAN™ プローブと同じで、再調整することなく4辺構成での評価が可能になります。

TITAN™ マルチコンタクト・プローブは高集積型RF ICの評価を低コストで実施するために開発されたものです。20 μmのコンタクト幅、小さなプローブ・ピッチ幅(最小50 um)と長期寿命(アルミで100万回以上のタッチダウン)、そして低価格で短納期にて提供いたします。

TITAN™ プローブのMEMSテクノロジ

 

TITAN™ マルチコンタクト・プローブはMEMS製のコンタクト・チップで作成されており、インピーダンスが厳しくコントロールされています。この技術により、再現性の良いRF校正が可能で、再現性の良い測定も可能にします。広い温度範囲においても均一の接触が可能であり、長寿命でもあります。

ユニークなコンタクト構造

 

MPI製の他のRFプローブと同様に、TITAN™ マルチコンタクト・プローブはユニークな突起型チップを使用することにより、コンタクトの視認性が優れたプローブになっています。経験の無いオペレータでもICパッドに正確にかつ簡単にコンタクトできます。