MPI Corporationは、省エネ、CO2削減および有害物質生成量低減に努め、環境への影響を最小限にとどめることを理念としています。いずれの工場設置においても、現地の環境保護関係法令を遵守し、基準を上回るグリーン環境を実現しています。そのため、当社では2016年からISO 14001環境マネジメントシステムを導入して認証を取得しています。2025年には更新審査に合格し、有効期限は2028年9月19日となっています。また、エネルギーパフォーマンスを高めるため、2016年にISO 50001エネルギーマネジメントシステムを導入し、維持継続しています。
また、MPI Corporationは、2022年から組織の温室効果ガスイベントリを推進しています。2022年を基準年とし、全工場において温室効果ガスマネジメント制度を構築し、全工場で排出データの精度と透明性を確保しています。毎年、温室効果ガスに関する外部検査を実施しているほか、法に基づいて段階的に各子会社に展開し、カーボンマネジメントメカニズム全体を強化しています。
MPI Corporationは、2024年にCO2削減目標を制定しました。2030年までに親会社のカテゴリ1およびカテゴリ2のCO2排出量を基準年より10%から20%削減し、2024年にはカーボンニュートラルを達成することを目標としています。さらに、目標を確実に達成できるよう、四半期ごとに取締役会でイベントリおよびCO2削減進度を確認しています。MPI Corporationは、2024年に温室効果ガスイベントリ、検証、推進成果などに関して4回取締役会報告を行いました。当社では引き続きCO2削減戦略を強化して低炭素化に取り組み、会社の持続可能な成長を推進していきます。
工場 | 検証の分類 | 2023年の排出量 (tCO2e) | 2024年の排出量 (tCO2e) |
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台湾全工場 | カテゴリ1 分類1:温室効果ガスの直接排出量・除去量 | 1,441.2795 | 1,432.9036 |
カテゴリ2 分類2:輸入エネルギーによる温室効果ガス間接排出量 | 18,601.9278 | 19,171.9760 | |
カテゴリ3 分類3:組織で使用する製品から発生する温室効果ガス間接排出量 | 6,911.8828 | 7,405.4156 | |
合計 | 26,955.0901 | 28,010.30 | |
温室効果ガス排出密度 (tCO2e/年度個別売上高(百万台湾ドル)) | 4.0 | 3.21 |
排出ガス | 2023 (tCO2e) | 2024 (tCO2e) |
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二酸化炭素CO2 | 25,901.8987 | 26,939.1641 |
メタンCH4 | 152.0901 | 159.0688 |
一酸化二窒素N2O | 9.9311 | 9.2331 |
ハイドロフルオロカーボンHFCs | 811.7835 | 824.7602 |
パーフルオロカーボン PFCs | 79.3866 | 78.0691 |
六フッ化硫黄SF6 | 0 | 0 |
三フッ化窒素NF3 | 0 | 0 |

